2024/9/21修正して更新
子宮癌は、子宮の入り口部分に発生する子宮頸癌と、子宮の奥の部分に発生する子宮体癌の2種類あります。
子宮頸癌は20代からの発生が見られ、子宮体癌は50歳前後の発生が多く肥満と関連性が高いとされています。
どちらも、子宮癌検診で早期発見されることが多くなり、死亡率は低下しています。
初期の場合は、自覚症状がないことが多く発見が遅れる主原因です。
20歳過ぎたら定期的に検診を受け、早期に発見するようにしましょう。
◎月経時以外にも性器出血がみられる
◎閉経後に出血がみられる
◎月経が重く長い
◎力んだり重いものを持った後に出血がみられる
◎性交時に出血がみられる
◎ピンク色、茶褐色などの血液の混じったおりものが出る
◎おりものの量が増えたり、悪臭(特に腐敗臭)がある
◎腰痛が長引いたり下腹部に痛みがある
◎排尿が、うまく出ない
子宮頸癌の原因は、性行為などで感染するヒトパピローマウイルス感染が示唆されていますが、このウイルスは通常、感染しても95%は消滅するのですが、消滅しない場合に感染してから子宮頸癌になるまで10〜20年の時間を用するため、自覚症状がないまま進行する場合が多いのが特徴です。
予防するには、性行為などによる感染を防ぎ定期的に検診を受けることです。
子宮体癌は、50歳前後で発症する人が多く、糖尿病・肥満・高血圧などの生活習慣病に罹患した女性に多くみられます。
予防するには、肥満にならないように気を付け定期的に検診を受けることです。
経膣超音波(経膣エコー | 超音波器具を膣内挿入し子宮の状態を調べます、卵巣がんも発見可能。 |
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子宮頸部細胞診 | 子宮頸部表面の細胞を採取し顕微鏡で調べます |
子宮体部細胞診 | 子宮内膜(体部)の細胞を採取し調べます |
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