2024/10/21修正して更新
人間ドックは年代に合わせて、検査項目を絞り受診するのがベスト。
このページでは、年代別に注意すべき疾病リスク・検査項目を説明します。
30代で生活習慣病を発症する人は多くありませんが、将来の生活習慣病を防ぐポイントは・・・・・
空腹時血糖値・血中脂質・消化器官(胃や十二指腸の状態)・r-GTP(肝臓や腎臓の数値)の検査が大事
検査方法 | 基礎検診 |
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検査内容 | 空腹時血糖値・血中脂質 |
費用相場 | 1万円前後 |
血糖値が高いと、動脈硬化を起しやすくなり、脳卒中・心筋梗塞の発症リスクが高くなります。
特に空腹時血糖値が100を超えると、糖尿病を発症する可能性が高くなります。
検査方法 | X線検査(上部消化管) |
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検査内容 | 胃・食道 |
費用相場 | 1.5万円〜 |
死因の上位は、胃がん・食道がん・大腸がん、胃や食道などの消化器官に「がん」が発生してないか定期的に検査。
検査方法 | 超音波検査(腹部) |
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検査内容 | 肝臓・胆のう・すい臓 |
費用相場 | 5〜6万円 |
肝臓の状態は、基礎検診での「r-GTP」が100を超えたら要注意、超音波検査で詳しく調べると安心です。
20〜30代の飲酒・食生活の乱れが、身体に出るのが40代。
高血糖からくる糖尿病、がんリスクを検査するのがベスト。
検査方法 | 超音波検査(腹部) |
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検査内容 | 肝臓・胆のう・すい臓 |
費用相場 | 5〜6万円 |
肝炎・肝臓がん・胆石などのリスクが高くなるため、症状がなくても定期的に検査を受けるのがベスト。
検査方法 | 基礎検診 |
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検査内容 | 空腹時血糖値・血中脂質 |
費用相場 | 1万円前後 |
血糖値・r-GTPなどの肝機能数値に注意。
検査方法 | X線検査(上部消化管)+便潜血検査 |
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検査内容 | 胃・食道+大腸 |
費用相場 | X線検査1.5万円〜/便潜血検査2〜3千円 |
胃がん検査+便潜血検査で大腸ガンもチェック、特に大腸ガンは40代からの発症が見られるため、便潜血検査は受けるべきです。
がん・心疾患・脳血管疾患の3大疾病を発見する検査がベスト。
検査方法 | 基礎検診 |
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検査内容 | 血糖値・肝機能値・血中脂質 |
費用相場 | 1万円前後 |
脳卒中・心筋梗塞のリスクを高める動脈硬化を防ぐための検査。
検査方法 | 超音波検査(腹部) |
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検査内容 | 肝臓・胆のう・前立腺 |
費用相場 | 5〜6万円 |
特に前立腺ガンは初期症状が出にくいため、進行が遅い割に発症後は転移しやすい特徴があるため、定期的な検査が必要となります。
検査方法 | ホルター型心電図検査+負荷心電図検査 |
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検査内容 | 心臓 |
費用相場 | ホルター型心電図検査1〜2万円/負荷心電図検査2万円前後 |
がん・不整脈・狭心症の検査が必要になります。
60代はガン発症リスクが非常に高くなるため、CT検査・MRIなどの精密検査がベスト。
検査方法 | CT検査(胸部) |
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検査内容 | 肺 |
費用相場 | 1〜2万円 |
喫煙者が減少しているのに、年々増加しているのが肺がん、そのため非喫煙者も検査しましょう。
検査方法 | 基礎検診 |
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検査内容 | 血糖値・肝機能値・血中脂質 |
費用相場 | 1万円前後 |
検査方法 | MRI検査+PET検査+腫瘍マーカー(PSA) |
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検査内容 | 脳+各部位のガン+前立腺 |
費用相場 | MRI検査1.5〜6万円/PET検査10〜30万円/PSA2.4万円 |
60代は、全身をチェックする検査が必要、特に脳の病気リスクが高くなるためMRI検査は受けるべきです。
年代別に受けた方がいい検査内容・検査方法・費用相場を説明しました。
人間ドックは健康診断と違い細部に渡り、病気の早期発見と予防が可能ですが、検査によっては費用が高く躊躇している方も多いのではないでしょうか?
ですが、病気の早期発見と予防することで、健康に長生きするためのツールでもあり是非、検討しましょう。
また、人間ドック30代・40代・50代のオプション検査については、下記から確認ください。